ある日曜日

2008年4月6日
角田光代さんの対岸の彼女を読んだ。
以前から読みたいと思っていたんだけれど、今このタイミングでこの本を読んだ事に自分自身驚いた。
今悶々としてる事、今までずっと思ってきた事、これから思うかもしれないと危惧している事が全て見透かされたかの様に一冊の本に載ってるんだもの。いやービビッた。あんまりにも驚いたから数時間で読破してしまった。
こんな本に出会うのも久しぶりで、ちょっと驚き。

学生時代の女友達の関係性に悩んでた頃を思い出す。
団体で群れをなしてないといけない様なあの関係性が大嫌いだった。トイレ一緒に行こうとか言われるの大嫌いな子だった。トイレぐらい一人で行けば?と何度も言いたかった。でも言えなかったあの頃。この本読んでたら、あの頃を思い出す。とってもリアルな話なのよねぇ、この本。人間の優越感と劣等感をとってもリアルに描いてる。今の私の心のモヤモヤも描いてる。
何でこんな風に書けるんだろう。凄いなぁ凄いなぁ。

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